社内ニートはつらい!転職か一日楽な過ごし方を探るべきかどっち?

社内ニートが意外とつらいというのは、実際経験したことがある人にしか分かりません。

近年、会社に出勤してもろくな仕事が与えられずに、一日中ほとんどすることがない状態社内ニートという問題が続出しています。

昔で言う窓際族と同じような意味ではありますが、実は少し事情が違います。

それは、窓際族と言えば、主に40代後半から50代の人で出世が見込めず定年まで過ごすという人や、中年でリストラ候補の人を自主退職に追い込むためといったイメージが強かったものの、社内ニートについては、男女問わずに新卒などの20代の若者にも多いという所です。

一見、気楽で最高の環境に思える社内ニートですが、意外にも転職を考えたくなるほどつらいものだったりします。

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社内にニートはつらいんだぞ!楽して給料がもらえるってよく言えるよね

社内ニートと聞くと、何もしなくてお金がもらえるんだからめちゃくちゃ楽でいいじゃん!って思いませんか?

確かに、ほとんど労働していないのに、安定した収入は入ってくるし、周りの知人や親せきには「○○会社で働いています」と体裁も保てるので最高の状態に見えます。

・・・が、それはあくまで、会社の周りの人から白い目で見られずに、この状態が定年まで継続したらの話です。

実際はそんな状況ではありません。

その理由は以下の通りです。

会社の同僚から白い目で見られる

まず、社内ニートだと確実に会社の周りの人から白い目で見られます。

会社のお荷物的存在に見られて哀れに思われたり、「俺は一生懸命働いているのに、なんであいつは何もせずに給料もらってるんだ!」と思われるのは、避けがたい事実です。

逆に実際に自分がバリバリに働いていて、その傍ら、ほとんど働かず同じように給料をもらっている人がいたらどう思いますか?

本来社内ニートになったのは自分に非がなく、会社の体制の問題だとしても、そんな事情を考えて同情してくれる人はほとんどいません。

そんな自分の敵の多い場所に出勤して、一日の大半を過ごすのは屈辱であり、自己嫌悪にすら陥ります。

ハッキリ言って、こんな状況を耐えられるのはよほど神経の図太い人だけです。

いつまでこの状況が続くのだろうという恐怖

社内ニートというのは会社からすると、実質ただで給料を渡している存在です。

自分が経営者だった場合、その人たちを今後何十年も抱えたままでいるでしょうか?

それを考えたとき、いつ自分はお払い箱になるのか不安でなりません。

「正社員だからこそ今は、スグにクビにできないけれども、いつかは・・・」そんな不安が常によぎます。

また、「今後、仕事で活躍するチャンスが一度くらいは来るのだろうか」、「このまま歳を重ねたとき、何のスキルも経験もないけど人生として大丈夫なのだろうか」そんな不安でも押しつぶされそうになります。

こんな状況が一年中つづいて、つらくないと言えるでしょうか?

いくら労働をほとんどせずに収入が得られるといっても、これだけのつらいことがあれば、決して楽ではありません。

かといって会社は辞められないし、そもそも私が悪いの?

「だったら、会社辞めなよ。そもそも社内ニートになったのはおまえが悪いんだろ?」という声が聞こえてきそうですが、そんな簡単に会社が辞められるのであればとっくに辞めてますよね。

なんだかんだ言ったって、収入がなければ生活できないですし、ましてや急に辞めて無職になると周りの人に顔向けできません。

結婚を考える恋人がいたり、すでに支えるべき家族がいるならばなおさらです。

けど、そもそも社内ニートになったのは自分のせいなのか?ということです。

会社でとんでもないミスをしたり、事件を起こした等、自分があきらかに悪いという原因があるのならば、社内ニートになったとしてもあきらめがつきます。

ただ、問題なのは自分に非がなく会社の体制が問題で社内ニートになってしまったという場合です。

これってつらいなんてレベルではないですよ。けれども、会社の体制が原因で社内ニートが生まれるというケースが多いのです。

新卒の20代新人が社内ニートになる理由と原因・・・

大学を卒業してこれから働くぞー!と気合満々な新卒を含む20代の新人が、通常ならば窓際族的な存在の社内ニートになるなど考えられません。

しかし、それが現に起こって問題になっています。

なぜ、そのようなことになるのかというと、大きな原因の一つとしては、会社の教育体制が整っていないことが原因です。

職場に教育体制が整っていないことの弊害

せっかく新人が入ってきても、その新人を教育する体制が整っていない会社は少なくありません。

特に人手不足となっている小さな部署や小規模の企業だと、新人に教える余裕がありまえん。

また、大きな会社や組織でも、やれコスト削減だの人員削減だので、ギリギリの人員体制となっており、これまた新人教育の体制が整っていない所も多いです。

そうなると、新人は仕事の進め方どころか、何をやるのが正しいのかが分からない状況に陥ります。

けれども、教育体制が整っていない職場では「仕事は体で覚えろ。分からなかったら自分で動いて学べ」という雰囲気になっています。

じゃあ、率先して先輩に仕事を聞きに行ったとしても、みんな忙しそうで相手にしてもらえず、中々仕事が覚えられません。

そんな会社では、よほどアクティブで要領よく動ける人しか残れないのです。

けど、社会人経験のない新人と言えば、指示待ちになる人も多いですし、初めての仕事なので要領よくこなせないことも多いので、仕事が進まなかったり、何度もミスをしてしまったりします。

その結果「あいつは使えない、仕事のできないやつだ」「全然仕事のやる気がない子だな」と見られて、干されることになります。

社内ニートの誕生です。

そうなると、信用されていないので仕事がまわってこない状況になります。

ひどい会社だと、何も仕事をさせずに自己退職に追い込むように仕向けるといった手段を取ることもあります。

ふざけるなー!と言いたい所ですが、人を育てる余裕のない組織だとこういうことが起こってしまうのが現実です。

社内ニートになってしまったらどう過ごす?

社内ニートになると1日何をして過ごすのかがとにかく課題になります。

割り切って一日楽な過ごし方を探るのもありですが、大してする仕事がなくても、周りの目があるのでボーっとするわけにも行きません。

その為には、仕事をしているフリをせざるを得ません。

例えば、エクセルやワードでファイル・データ作成を時間をかけてやるといった事です。まとめられそうな何らかのデータや情報は周りにあるはずです。

それを自分なりにエクセルなどで時間をかけて作成したり、手書きで事務作業をしているように、いかにも仕事をやってますという雰囲気を出すということです。

パソコンに向かって作業していると、一見仕事をしているように見えるので、他にはインターネットで調べ物をしてみるとか、データフォルダの整理をするといったことも一つの方法です。

時には必要のない書類をシュレッダーにかけたり、トイレで長居をするという方法もあります。

けれども、いつまでもこんな仕事をするフリをするのには限界がやってきます。

一体自分は何をやってるんだと時間が経つほどみじめに思うようになります。

社内ニートを脱出するために

不本意ながらも社内ニートになってしまったら、脱却するための選択肢は2つです。

1.仕事を任せてもらえるように行動する

周りの人に、仕事のやる気をみせて、ささいなことでも手伝ったり、先輩や上司とのコミュニケーションを積極的に図ってとにかく周りの人からの信頼を得るしかありません。

「こいつに仕事を任せてみるか」と思ってもらえるまで信頼回復に努めるようにします。

2.転職活動をする

一旦社内ニートになってしまうと、信頼回復をするのにはとてつもない労力と時間が必要となります。

それだけ頑張っても社内ニートから脱却できるとは限りませんし、仮に脱却できたとしても、また、いつ社内ニートに戻されるか分かったものじゃありません。

それならば、転職活動をした方がてっとり早いです。

自分を必要としない今の会社に無理してしがみつくよりも、自分の力を活かせて、あなたを必要としてくれる組織を探す方に力を注いたほうがよっぽど有意義です。

精神的に健康になるためにも、あなたのキャリアを少しでも無駄としないためにも、社内ニート脱却として転職活動をオススメします。

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なので在職しながら転職活動をするならば、転職エージェントが必要不可欠と言えます。

担当となるプロのエージェントは、どうすれば理想に近い転職ができるのか等を一緒に考えて解決策を提案してくれます。

今後二度と社内ニートにならないためにも、担当とエージェントとキャリア相談をして、あなたにあった仕事を探してみてはいかがでしょうか。

他にも、担当のエージェントは給料の交渉もしてくれたりと、転職をスムーズに成功させたい人には転職エージェントはオススメです。

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