給料が手取り16万円しかない・・・
これは、フルタイムで働く正社員であっても新人ならば、普通にあり得るのが現状です。
それどころか、27歳を超えたアラサーでも手取り16万円というのは決して珍しい話ではありません。
特に実家暮らしではなく一人暮らしをしていくならば、お金の支出額は大きいです。
では、手取り16万円の場合は、どれくらいのやりくりになるのかまず考えてみました。
手取り16万円で一人暮らしをした場合のやりくり
まず、一人暮らしでやりくりする上で必要なのは、
・家賃 50,000円
⇒一般的に家賃は手取りの3分の1を目安とされる傾向にあるため16万の約3分の1として計算
・水道光熱費 11,000円
⇒水道代2000円、電気代5000円、ガス代4000円として計算
・電話代(スマホ) 6,000円
・食費 30,000円
⇒1日1000円で30日として計算
・日用品、雑費 10,000円
・美容院(散髪)代 2,000円
⇒2か月に一回4,000円のカットをするとして計算
合計で109,000円になります。
もちろん家賃は住む地域によって上下しますし、水道光熱費も時期によって大きく変動しますが、あくまで年間を通した目安としました。
ただ、これはあくまで最低限必要と思われる額であり、他にも考えられるのがこちら。
・交際費 9,000円
⇒会社の飲み会などで、1回3000円を月に3回と計算
・インターネット接続費 5,000円
・NHK受信料1,260円
これらも含めて計算すると合計は124,260円
つまり残りの額は、35,740円しかありません。
この他にも、風邪をひいたり病気になると医療費がかかりますし、また恋人がいるならデート代とか、タバコを吸う人ならタバコ代もかかります。
このように計算すれば、手取り16万円で独身一人暮らしなのであれば、贅沢をしなければ家計はギリギリです。
けれども、もし車を所有していたら、車の関係費用もかかってきますし、医療保険等に入りたければ保険代もかかります。
奨学金の返済があれば、それも計上しなければなりません。
少し贅沢をしようとするだけで、簡単に手取り16万円では足りない状況になってしまいます。
基本給はもっと高かったはずなのに・・・
就職前の求人情報では基本給20万って書いてあったのに、なんで手取りが16万円ほどしかないの?と思うかもしれませんが、実は、
・所得税
・住民税
・社会保険(健康保険、厚生年金、雇用保険)
・会社の親睦会費など
といった税金や保険料などが基本給から天引きされており、そこで残った額があなたの手取り額として支給されているのです。
給与明細を確認すると、どのような内容が差し引かれているのかを確認することができます。
また、新卒の場合は就職1年目は住民税が引かれず、2年目から住民税が引かれるので2年目よりも1年目の方が収入が多いなんてことがおきたりします。
20代での平均年収は354万円、30代は 467万円
転職サービスDODAが2016年に公開した平均年収データ※の年齢別調査によると、20代の平均年収は354万円、30代 467万円とされています。
※2015年9月~2016年8月の1年間に、DODAエージェントサービスに登録した約27万人のデータを元に、正社員として就業している20~59歳までのビジネスパーソンの平均年収
手取り16万の場合だとボーナスがそれなりの額だとしても年収300万弱といったところです。
後々、結婚のことや、老後のこと、今の仕事が万が一なくなった場合のリスクを考慮して貯金はできるだけしておきたい所ですが、DODAが発表した平均年収、20代354万円、30代467万円は最低限欲しいところ。
ギリギリの生活・・・27歳ぐらいがターニングポイント
特に27歳を越えてくると、結婚や今後のキャリアを含めて将来のことをより意識するようになるので、果たして今の収入で今後もやっていけるのかどうかを考える必要性がでてきます。
手取り16万円だとどうしても、先程計算した通り、ギリギリの生活を送ることになります。
20代、30代という遊び盛りの時期に、欲しい物が買えず、やりたいこもを我慢して節約する生活というのはつらいですよね。
それにこの節約生活が続いた生活の延長上にお金持ちになるというシナリオがあるわけでもありません。
それどころか、結婚資金、養育資金、老後に備えた資金などを蓄えるために、より家計を絞ることも考えざるを得ない状況が刻々とせまってきます。
ずっと独身でいるならば、なんとか持ちこたえることもできるでしょうが、突然会社がつぶれたり、何らかの理由で多額のお金が必要になった時は、赤字に転落しかねません。
今の仕事以外の世界の情報を仕入れるべき
そもそも、今の仕事の給料が自分に見合っているのか、その仕事が本当に自分にとってベストなのかどうかを一度見つめなおすことが大切です。
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